ピンチこそ、チャンス。
工夫次第で、
答えは見つけられる。

client吉本興業株式会社:
ココリコ遠藤さんのゴルフグッズ

#02

会社=チームって、ホント?
電話一本で、通じるハート。
社内の連携も「ダイレクト」に。

ダイレクトには、部署はあっても「壁」はない。
営業も、デザイナーも、経理も。社長も、上司も、部下も。
誰かの課題は、みんなの課題だから。
それぞれの個性を組み合わせて、どんなオーダーも解決へと導いていく。

ノベルティ事業部
部長 柴田亮平  主任 植谷幸一郎

ゴルフ好きなら誰もが知る、
有名人とのコラボレーション企画。

ノベルティ事業部には、日々さまざまなお問い合わせが届く。ある日、吉本興業のグループ会社でグッズ製作を手がける企業から連絡が入った。それは、お笑い芸人のココリコ遠藤氏が主宰するYouTubeチャンネル「ヘンなカタチ」の記念すべき第1回企画「ココリコ遠藤のヘンなコンペ」の参加者記念マーカーの製作依頼だった。

「ゴルフ好きなら知らない方はいないぐらいの有名人ですし、私も普段から見ているYouTube チャンネルの案件ということで、チーム全員で非常にテンションが上がりました。ただし、納期までとてつもなく時間がなかったんです。先方の担当者も若干諦め気味で、こんな短期間で完成できないですよね、といった雰囲気でした」と柴田はプロジェクトのはじまりを振り返る。

圧倒的なスピード感は、
日々のつながりの賜物。

ココリコ遠藤氏の、ゴルフという趣味に対しての想いは真剣そのもの。好きなことに没頭し、その姿勢で周りを引き込み、楽しさを共有する。遠藤氏のように本気でゴルフに向き合い、そのプロジェクトに情熱を注ぐ姿は、ダイレクトの社員にとっても強く響くものがあった。課題はやはり、納期との勝負。時間はそこまで残されていない中で、対応力が試されることとなった。ここで発揮されたのが、社内メンバーが一致団結する揺るぎないチーム力だ。

「デザインを依頼いただいたその日にアイデアを出さないといけないくらい、時間がなかったので。出先でアイデアメモを書いて社内のデザイナーに送ったら、すぐに意見を言ってくれて。昼過ぎぐらいにお願いして、夕方ぐらいにはデザイン提案資料が出来上がっていました」
社内にデザイナーが在籍しており、意思疎通もスムーズな盤石の連携体制。スピーディーに対応できる協力的な姿勢のおかげで、時間的な制約というピンチを乗り越えられたと柴田は語る。

あくまでも、お客さま第一。
本当にほしいものを、実現したい。

アイデアの方向性が無事に決定し、実制作のプロセスへ。柴田を筆頭にノベルティ事業部のメンバーは、「ヘンなカタチ」という基本コンセプトにブレることなく、あくまでもその具現化にこだわり続けた。「商品の納品を間に合わせる、というのは当然として。さらにプラスで、お客さまがそんなことできるとは思わなかったという、通常にはないオリジナルな形状での仕上がりを目指しました。やっぱり時間がない状況でも、お客さまに諦めてほしくなかったので」

自分たちは、何のために仕事をしているのか。それは、お客さまからまた選んでいただける、本気で喜んでいただけるような価値をお届けするため。そんな「お客さま第一」の発想が、社員の行動のベースにある。見事に完成したのは、ココリコ遠藤氏の姿を模した他にはないカタチのマーカー。遠藤氏もそのクオリティに驚き、「また一緒におもしろいものをつくりたい」と嬉しい言葉もかけていただけた。不可能を可能にするために、あらゆるアプローチを社員全員で模索する。リピーターが絶えないダイレクトの制作物には、どんな時も制約にとらわれずお客さまの想いとともに歩む、ひたむきなスピリットが宿っている。