鶴の恩返しという童話があります。
簡単にご説明すると、
お爺さんが罠にかかった鶴を助け、その鶴が人間の女性に姿を変えて、自分の羽を使って織物を織り、お爺さんとお婆さんに恩返しをする
というお話なのですが、まだ小さかった当時の私は、鶴が自らの羽を犠牲にしてまで恩返しをするという健気な姿勢に涙をしたものです。
ミルクという犬が弊社にいます。
簡単にご説明すると、
トモコさんが飼っているマルチーズで、離れると寂しいからいつもトモコさんの足元に寄り添っている
という犬なのですが、あれから数十年の時を経た現在の私は、時々うっかり者のトモコさんに尻尾を踏まれながらも常に寄り添い続けるという健気な犬の姿に時々涙しそうになっています。